職場のマグカップ

いつの間にかヒビが入って、漏れるようになった

職場で使ってるマグカップ。

これは27歳の時から使ってきたので、もう30年モノだ。

当時の職場ではまだ昭和の名残りで、女子職員が当たり前のように庶務その他をやってくれていた。

いわゆる『OL』ってよばれてた頃だね。

朝はみんなの机を拭いてお茶をいれ、10時と3時にもお茶をいれ、夕方は洗い物をする。

自席でタバコもOKだったので、灰皿も回収してあらったりね。

今じゃ考えられないことだ。

その年の定期異動で出向先から本部に戻った。 それを機に新しいマグに換えたんだけど、わずか数日後、朝のお茶が違うマグに入ってボクの机にあった。

あれ? マグ違うんだけど・・・??

お茶をいれてくれた先輩女子が『ゴメ〜ン。昨日、洗ってて割っちゃったの。とりあえず買ってきたからコレ使って』って。

ただでさえお茶いれてもらっているだけでも恐縮なのに、本当に申し訳なさそうに謝る先輩。

『いやいや、そんな、かえって申し訳ない、いつもお茶いれてもらつて、洗ってもらってるんだから、気にしないでください。新しいカップまで、こちらこそスミマセン』

的なやりとりがあった。

2つ上のとてもコワい先輩。 その先輩が買ってきてくれたこのマグ。 『気に入らなかったら換えてね』とは言われたものの、逆に換えるワケにもいかず、それからずっと使い続けてきた。

あれから30年以上、何度も異動したけど、結局そのまま使ってきた。

その先輩女子は、当時の女子としては珍しく、定年まで勤め上げ、今年度末の3月で退職する。

コレがそのヒビ。 少し前から気付いてはいたんだけど、大した漏れじゃないし、そのまま使ってたんだけど、

先輩も退職するし、このマグも合わせて引退させることにした。

偶然同時になったけど、そういうもんなのかなって。。。

自分もこの3月で役職定年を迎える。 自分なりに頑張ってきたつもりなので、役職定年は感慨深いものがある。

同時に退職する先輩にも重なる想いがある。

先輩後輩の頃は色々教えてもらった。 年を重ね役職が揃ってからは励ましあったり口論もした。 それほど仲が良かったワケでもないけど2人で飲みに行ったりもした。

実は『退職前に大好物の肉でも食わせてやるよ』と誘ってあるんだ。

不思議な関係^^

新しいマグ^^

自分の退職予定まで残り2年。 このマグと過ごす。

マグも交代。 ヒトも世代交代。。。

先輩もマグもお世話になりました。 そしてお疲れ様でした。 

新しいマグ、よろしくね^^

年末年始のアレコレ⑪ 1/26 マイ ベース温泉^^

1月は、鳴子、乳頭、館山と県外の温泉が続いたので、月末になってやっと地元の温泉に行けた。

家から一番近い濁り湯『喜連川早乙女温泉』。

年にどれくらい行ってるのかな?ってくらい行く。

回数券とか年間パスとか作ってほしいくらいなんだけど、無いんだよねー。。。

ここはね、地理的には関東平野の北のはずれにあって、山岳地帯でも火山地帯でもないのに硫黄を含む珍しい温泉。匂いは硫黄と石油っぽい感じの変わった匂いで、ボクは大丈夫なんだけど、好みの分かれるところかな。

他の喜連川温泉のお湯とはまったく別にモノ。

とにかく、近くで手軽に硫黄の濁り湯に浸かれる貴重な存在なのだ。

自宅が宇都宮の南西で、早乙女温泉は宇都宮の北東の旧喜連川町なので、行くには宇都宮の中心街を越えて行くことになるため、距離の割には時間がかかっちゃうんだけどね。

で、今年初めての喜連川早乙女温泉は・・・

いつも色が違うんだけど、今日はグリーンで濁り無し。匂いはいつも通り。

珍しく一切濁りのない透明なお湯でした。

志賀高原の熊の湯ほどではないけど、緑色ではある。

これはこれで悪くないけど、やっぱ濁りがいいな。。。

1時間浸かって、休憩して晩御飯食べて、また浸かって^^

が、いつものパターン。

こうして思い出しながら書いてると、行きたくなっちゃうね^^

温泉の画像は撮れないけど、画像なしの記事もさみしいので、

休憩所で食べたコロッケ定食を載せておこう^^