続き。
CBX、どーしよーか問題。

乾燥重量250kg、1,047cc、105PSの巨体とパワーは今後の自分には持て余す。 取り回し不能だ。
選択肢は限られている。
①乗れなくてもこのまま所有
②頑張って乗る
③不動のまま手放す
④可動にして手放す
単純な話だ。
①はオブジェ化。 できるし所有欲は満たせるけど、気が進まない。 走れないバイクなんて可哀想。
②は困難。 体力的に絶望的。
③は妥当で簡単な方法。 でも不動では買い叩かれること必至。
④はやるべき選択。 だけど、お金をかけて可動にしたら手放せなくなっちゃう?
やっぱ、起こして定期的に少しずつでも動かして動体保存する選択が正しいのかな?
そしてそのうちに大切に引き継いでくれる人が現れたらそうしてもらうかな?
だけど、高騰している旧車市場、今やCBXもちゃんと走る個体なら400万円だ。 売るにしても、どーやって売るのが妥当なんだ?
ボクはCBXに一切の投機目的を持っていない。値段なんてどうでもいい。ただ好きなだけだから。そして売ろうなんて考えたこともなかったから。
あとね、仮にCBXを手放したとしても、バイクに乗れなくなるのも寂しい。
他のバイクには興味はないが、ボクにはもう一台、大好きなバイクがある。
SRX6(初期型1JK)だ。
乾燥重量:CBX 247kg ➝ SRX 145kg
排気量:CBX 1,147cc ➝ SRX 608cc
出力:CBX 105ps ➝ SRX 42ps
エンジン:DOHC6気筒 ➝ SOHC単気筒
CBXとは真逆の対角線上にあるSRX。
100kg軽くて排気量と馬力は半分。 何より600ccでも車格は250ccクラスのSRX。
これならまだイケそうな気がする。 若い頃、少しだけ乗っていたことがあるSRX。 今さらキックはツラいか(笑) でもセル付きの後期型は好きじゃないんだよね。
思い切ってコンバートするか?
『身の丈に合う』というか、CBXに乗っていてずっと抱いていたコンプレックス、自分には『オーバースペック』。これは、車格だけの問題ではなく、CBXが特別なバイクだからだ。
所有すること自体がスペシャルなことで、乗り出せばどこに行っても目立つ。
ある意味、バイク界で神格化されたCBXは、ボクには様々な意味で『重い』のダ。
そのプレッシャーからも解放される。
『好きなバイクで気ままにトコトコ』というボクの理想のバイクライフはソレなんだよね。
『終のバイク』はSRXが妥当なのかもしれない。

しばらくの間、悩むしかない。
結婚前から妻に『いつかは乗るからね』と言い続け、買ってもらったCBX。 いかなる想いがあっても、そう簡単に妻には言い出せない。
今のカラダの状況で『手放す』だけなら理解してくれるかもしれないけど、SRXへのコンバートはどーかなー?? ムズカシイだろなー。

とにかくとにかく、もう少しよく考えて結論を出そう。
貴重なCBX。 そー簡単に手放すことはできないし、するべきではない。
熟考熟考。。。